Bond




序章


その世界には5つの眷族がいた


自然を操り、共に生きることを力とした雷の眷族
海の生き物を司る世界のすべての覇者、水の眷族
陸の炎を育て守り、我が身を酷使する炎の眷族

総ての死を司る闇の眷族
総ての生を司る光の眷族


それぞれの眷族の長である眷者は眷族の神となって世界を見守り、
眷族は栄えていった

雷の神はサンデーダ
水の神はウォーズマント
炎の神はサンシャウイン
闇の神はダークミネス
光の神はウィルサネス



ある日闇と光の神、ダークミネスとウィルサネスが消え、

闇と光の眷族は突然滅びる


世界は
だれも生まれず、安らかに眠れないものに

世界は、滅びる手前まで陥った



3つの神は大地に願いを送る

どうかこの世界に平和をもたらしてくれ、と


そうして生まれた大地の神、ルネは人々に安らぎを与え、
異世界のものを眷族とする神となった



神が5つから4つへと変わる遠い昔の話……



back  Bond  next
copyright(c) 2006 kinmomo All Rights Reserved.
Since 2006.06.14

inserted by FC2 system