その世界には5つの眷族がいた
自然を操り、共に生きることを力とした雷の眷族
海の生き物を司る世界のすべての覇者、水の眷族
陸の炎を育て守り、我が身を酷使する炎の眷族
総ての死を司る闇の眷族
総ての生を司る光の眷族
それぞれの眷族の長である眷者は眷族の神となって世界を見守り、
眷族は栄えていった
雷の神はサンデーダ
水の神はウォーズマント
炎の神はサンシャウイン
闇の神はダークミネス
光の神はウィルサネス
ある日闇と光の神、ダークミネスとウィルサネスが消え、
闇と光の眷族は突然滅びる
世界は
だれも生まれず、安らかに眠れないものに
世界は、滅びる手前まで陥った
3つの神は大地に願いを送る
どうかこの世界に平和をもたらしてくれ、と
そうして生まれた大地の神、ルネは人々に安らぎを与え、
異世界のものを眷族とする神となった
神が5つから4つへと変わる遠い昔の話……
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